わたしとあなたのすきなもの

社畜の自分思い出し記録

【WAF】おいしそうな顔

料理を作ることが好きだ。

食べてみたいなあ、おいしそうだなあと写真をみて、作り方を調べて、実際に作ってみる。

思った通りの味になったり、全然想像と違う味だったりして、結局納得いくまで何回か作ったりして、満足がいくとレシピに残して、作らなくなる。

 

 

これを繰り返して毎日過ごしていたけれど、

ある時から、「顔」を思い浮かべて作るようになった。

 

この野菜好きかな、お肉はこんな味が好きかな、

この料理の話をしたら、どんな反応をするだろう?

 

実際に会えた時に話してみると、

「おいしそう!作ってみようよ」

と言ってくれる。

 

そうして、ああでもない、こうでもないと試行錯誤して作った料理は、

想像していた味とはちょっと違って、

一人で作っていたら「もうちょっとこうしたらよかったな」ってまた作り直したりするけど、

そうやって誰かと作った料理は、もうそれだけで美味しかった。

 

みんなで食べるとおいしいね、を体現してくれたのだと思う。

とても有難くて、尊くて、温かい時間。

 

美味しそうな写真を見ると、あの時間を思い出す。

みんな元気にしているといいな。